前回、パラコードをペグの紛失防止のために付けた件について記載しました。
しかし、これはもともとタープのガイロープとして、目立つ色のロープにすることにより、引っかかったりしにくいようにするのが目的として購入したものです。
ネットにはパラコードはガイロープとして使えるものとそうでないものがあるというような記載があり、何が影響するのか、よくわかりませんでしたが、今回、自分でも経験してみて、意味が分かりましたのでその周知も兼ねて記載しておきたいと思います。
パラコードはガイロープとして使えるのか?
ネットでも使える、いや、使えない(使いにくい)。
というような記載があったりします。
ガイロープとは、タープやテントの張り綱のこと。
だそうです。
つまり、どんな綱でも張れていればガイロープという。
逆に、張れなければガイロープとは言わない。
そうです。
糸でも綱でもなんでも張れていればガイロープなんです。
逆に、使えないものは単なる糸、紐であって、ガイロープではないんですよね。
ここでいう、パラコードももともとはパラシュートの紐なわけであり、それをテント用に使用しているだけという感じでしょう。
なので、パラコード = ガイロープではありません。
そこで重要となるのが、パラコードなら全てガイロープとして使えるのか?
いや、どんなパラコードならガイロープとして使えるのか?
の視点から見ていきます。
私が購入したパラコードはこちら。
綺麗なオレンジ色の4㎜のものです。
ガイロープ用として使うには、太さが4㎜か5㎜は必要ということが言われておりますのでこれにしたわけです。
しかし、私が購入したものは結局、使えそうもないことが判明しました。
使えそうもないというのは言い過ぎかもしれませんが、自在金具が滑りやすいです。
自在金具が滑りやすいということは・・・
やっぱり使えないんじゃん。
パラコード自体が柔らかく、指で強く挟むと紐が柔らかいのが感じ取れます。
紐自体に抵抗というか、ごつごつ感というか、踏ん張りがきかないような気がします。
もともとタープに付属のガイロープはそれこそ硬くてごつごつしていますので、全然タイプが違います。
確かにパラコードは滑るという書き込みもあったりしますので、こういうことなのかと理解しました。
パラコードによっては強く、硬く、滑りにくいものもあると思いますが、アウトドアショップでもよほど大きなところでないとなかなか実際になかなか触ったり見たりできないと思います。
現に我が家の近くではガイロープを扱っているアウトドアショップは見当たりません。
せっかく30メートルものパラコードを買ったのにな・・・
と思いながら・・・
やはり実物を見て購入しなければわかりませんよね。
今度アウトドアショップでいろんなガイロープを見て、触って確かめたいと思います。
さて、余ったパラコード、どうしようか・・・?
よく見かけるのは編み込んでアクセサリーにしたり、斧の持ち手に付けたり、いろいろしているようですが、そこまでのことを自分もできるとは思えず・・・
斧、持ってないし。
靴ひもにするには少しカラフル過ぎるし・・・
皆さんも同じ失敗を繰り返さないようにしてください。
使い道、何かあればぜひ教えてください。