家計節約の要は固定経費を削減すること。
これにつきます!
ゆいかよです。
久々に時間ができたので、ブログの更新をどんどんしていきます。
今回はタイトルの通り、スマホのキャリア(僕の場合はMVNOですが)を乗り換えた話をします。
巷では「キャリア携帯」に対して「格安SIM」というのが有名になりつつありますが、皆さんはご存知でしょうか?
格安SIMとは正式には、MVNO事業者が提供する通信サービスのことを言います。
目次
そもそもMVNOとは
そもそもスマホ(携帯電話)のキャリア(通信サービスの提供会社)についてから記載したいと思います。
携帯電話など電波を使用して事業する者は総務省から認可を受けなければならず、電波(周波数帯)も割り当てをもらって初めて事業を開始できることになっています。
これは、個人や企業が勝手に電波の使用をした場合、勝手に多数の周波数帯をそれぞれが使用することにより、電波が干渉しあったりして通信ができなくなるなどの混乱が生じる恐れがあるため、あらかじめ認可した事業者に対してのみ使用する周波数帯の割り当てをすることにより適正な運用をするための規制となっているものです。
(この場合、事業者は電波使用料として国に使用料を支払うことになっています)
その他、自前で無線基地局の整備を行うなど、ハード面の整備を行って初めて通信事業ができることとなります。
考えると、初期経費だけでも莫大な費用がかかっています。
現時点で有名なキャリアはご存知の通り
・ドコモ(NTT)
・au(KDDI)
・ソフトバンク
などがあります。(その他にも認可を受けている事業者はあるようです)
これらを
MNO(Mobile Network Operator):移動通信帯事業者 と言います。
それぞれの会社は割り当てられた周波数帯、並びに設備の中で最大限有効に収益を上げたいと活動するわけですが、どうしても全て資源を効率的に使用しきれないという課題が生じてきます。
そこで、遊ばせておくのはもったいないということでこの電波(周波数帯)の一部を他の企業に貸してあげることができるようになっています。
この周波数帯を借りて事業を行おうとするものが
MVNO(Mobile Virtual Network Operator):仮想移動体通信事業者
と言われる事業者です。
有名な会社の例でいいますと
・IIJMIO
・OCNモバイル
・mineo(マイネオ)
・BIGLOBE(ビッグローブ)
・LINEモバイル
・UQモバイル
・楽天モバイル
など(その他も多数ありますが、省略です)が挙げられます。
上記にあげた会社などが、それぞれどこのキャリアから電波を借りているのか?というのが大きな違いとなります。
次の項目でまとめていきます。
MVNOの系列は?
現時点でMVNOに対して電波を貸しているのは
・ドコモ
・au
のみであり、ソフトバンクは対応しておりません。
ソフトバンクは他の事業者に貸し出すわけではなく、
子会社のワイモバイルと連携して運用していると言ってよいでしょう。
(ワイモバイルは自身でも電波の割り当てを受けており、足りない分をソフトバンクから借りて運用しているような状態となっています)
最近ではドコモ、au両方から好きな方を選べる会社が増えてきていますが、少し前まではどちらか一方のほうしか対応していないのが普通でした。
ほとんどの会社がドコモ系の方しか対応されていませんでした。
格安SIMってつながりにくいのでは?
では、次によく言われている、
「格安SIMって繋がりにくいのでは」という意見をよく目にしましたが、事実はどうなのでしょう?
「繋がりにくい」という表現には
①通信できるエリアがどうなのか?
②通信速度がどうなのか?
の2点あると思います。
①通信できるエリアについては
ドコモ、auの通信網をそのまま利用していますので、
それぞれの系列ごとに通信できるエリアはキャリアのドコモ、auのカバーしている範囲がそのまま通信できるエリアということになります。
②通信速度については
同時に接続している人が多ければ回線が混雑して遅くなります。
事実、キャリアでも同時に接続する人が多ければ理論的には通信速度に影響が出ます。
特にMVNOでは一定範囲の帯域のみを借りていることから接続者が増えれば増えるほど速度は遅くなります。
事実、一番接続者が多いと言われている平日のお昼休み時には「遅い」という声を聴きますし、私も少し遅くなったかな?という実感があります。
ただしかし、混雑する時間帯においても動画が落ちて見れなくなるというほどではないようですので、私自身はそれほど気にならないレベルかなという気がします。
また、サービスに力を入れているMVNOは利用者の増に対して容量の増強を
しています。
ただしかし、利用者が増えるにもかかわらず容量確保を行わなければ速度どころか接続も難しい状況に陥る可能性がありますので、そういう点も合わせて格安SIM事業者を選ぶ基準にした方が良いと思います。
肝心の経費比較は?
では、肝心の経費比較について記載したいと思います。
キャリアの場合
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)ならいくら安いプランでも最低毎月7,000円以上は支払われているのではないでしょうか?
機種本体代金込としても、大体は2年間で払い終わるはずなのですが、2年経過後もそれほど料金が安くなっていないはずです。
というのも、機種本体代金を割り引いているのではなく、通信料のほうをキャンペーンとして割り引いているだけですので、2年経過して機種代金を払い終えたとしても、この通信料の割引キャンペーンが同時に終了したということになり、結果的に支払金額はそれほど下がらないという仕組みになっています。
ですので、結果的には2年経つごとに新しい機種に変更したほうが得(逆に機種更新せずにそのままの機種を使用する人は損している)することになっています。
考えると、2年しか使わずに次から次へと新しい機種に変えていくのももったいない話ですよね。
ということで、キャリアの場合、機種本体も含めて安く見積もって月7,000円として
10年間でいくら支払うことになるのでしょうか?
7,000円×12か月×10(年)=84万円
10年間で84万円も支払うことになります。
格安SIMの場合
では一方、格安SIMの場合はどうでしょうか?
格安SIMの場合、大きく分けると
・機種本体込で加入する
・機種は自分で購入してくる
というパターンになります。
機種本体込で加入した場合でも機種代金の払い込みが完了した段階で通常の通信料だけに下がります。
また一方で通信料については
・ネット接続のみ(電話なし)
・電話あり
というプランがあるのですが、今回は多くの人が選択される「電話あり」のプランで見てみます。
機種本体代金はおいといて、通信料のみで見てみますと
どこの会社も大体月額使用料は似たり寄ったりで、
月3GB通信のプランで契約した場合、
概ね 月1,600円(+消費税)=1,728円(税込み)
となります。
これに、別途本体の代金が必要となります。
機種本体がどれくらい長い期間使えるのかよくわかりませんが、少なくとも2年半は十分に使えることにして計算してみます。
(私の機種も既に2年8か月使用していますが、まだまだ全然使えますし)
機種本体も様々なものが出てきていますが、高めに見たとして8万円としたとします
また、通信料は電話代金が別途になるのですが知り合い同士ではLINEで通話(無料)するでしょうし、通話料込で月2,000円もあれば十分なのではないかと考えますので、これを基に計算します。
機種本体(2年半で更新、10年では4台買い替えることとして計算)
8万円×4台+2,000円×12月×10年= 32万円 + 24万円 = 56万円
格安SIMでもそこそこの価格になっていますが、
この場合は機種本体代金をだいぶ高く見ています。
安いものなら3万円も出せばなかなかのものがありますし、5~6万円で十分高性能な機種が購入できます。
しかも、購入してから丁寧に長く使用すればその分かかる経費も抑えられますので、ものを大事にする方にこそおすすめです。
(ただし、アイフォンはちょっと高いですので、10万円以上すると思っておいてください。)
というか、キャリアの場合、めちゃくちゃお金かかってますね。
そうです。そうなんですよ。
テレビや冷蔵庫、クーラーなど、家電製品を買うときは結構悩んでどれにしようかと思っておられると思います。
それぞれ10年は余裕で使用できると思いますが、価格は30万円も出せばよいものがあるでしょう。
それに比べてスマホって、めちゃくちゃ高くありません??
これがスマホを持っている間ずーーーっとかかるわけですから、よく考える必要があると思います。
私の格安SIMの利用経過
経費比較を見て、キャリアにずっと高い料金を支払うのはバカらしい!
と思ったあなた、そうです。
本当にそうなんです。
私はそういう思いから2年8か月前に格安SIMに変更して使用していました。
結果、経費の大幅圧縮で、特に不具合も感じたことがありません。
では、そうすれば格安SIMに変更できるのか?
ここでは私が検討・選択した内容を順次記載していきます。
私が格安SIMデビューしたのは今から2年8か月前。
当時は今ほど多くの会社があるわけでもなく、ドコモ系がほぼほとんどを占めていました。
ドコモならカバーするエリアも広く、問題なかったですので私もドコモ系の
IIJMIOを選択していました。
この会社は今も老舗のMVNOとして人気があり、利用者の増に対応して通信容量の拡大に努めており、混雑時でも遅くなりにくいと評判の会社でした。
今もその当時と変わらずの利用料金で、私が契約したのは音声通話込で月3GBのプランで1,600円(税別)でした。
電話を別途しても月2,000円を超えることはあまりありませんでした。
加えて、機種本体はHUAWEI(ファーウェイ)のアセンドメイト7という、少し大きめ(6インチ)のスマホでした。
ちょうどアイフォンの6sプラスと同じくらいの大きさです。
まだまだ現役で使用できます。
先日、ファーウェイのショップ(東京と大阪のみにあります)で検査(無料)してもらいましたが、バッテリーもまだまだいけますとのことでしたので、しばらくまだ使う予定。
今回、格安SIMの会社を乗り換えました!
そのような中、この度、というか、昨日、格安SIMの会社を乗り換えました!
特にIIJMIOで不都合も感じていませんでしたし、問題もなかったのですが。
乗り換えた先は
最近よくCMでもやっていますが、
mineo(マイネオ)です。
理由は単純に
キャンペーンで使用料の大幅割引があるから!
です。
月額利用料はIIJMIOと全く同じ
・月1,600円(税抜き)
・使用しなかったパケットを次月に持ち越しできる
・アプリで電話をかければ一般・携帯電話に対して10円/30秒でかけられる
などです。
また、マイネオならマイネオのコミュニティがあり、使わなかったパケットを全国のみんなで共有して貯めておけるというおもしろい取り組みもされており、月末近くで足りない場合でも1GBまで無料でもらうことができます。
また、友達などにプレゼントで容量を送ることもできるようです。
なかなかおもしろい内容となっています。
そして、肝心のキャンペーンの内容ですが、
①加入から12か月にわたって月900円(税込み972円)の割引
②イオ光の加入者なら更に3か月割引追加(月900円)
③友達からの紹介での加入の場合、紹介者、紹介された方双方に2,000円のアマゾンギフトがもらえる
などです。
私の場合、上記全ての適用をいただけるので
16,580円の割引があることになります。
いずれのキャンペーンも11月9日までのようですので、もし切り替えをご検討の方は急いで切り替えをしてください。
(11月10日以降、30日までは友達紹介キャンペーンはまだやっていますが、月額900円割引は終了しています)
平成30年1月26日現在、月額900円割引(6か月間割引継続!)が平成30年5月8日まで。友達紹介キャンペーンもアマゾンの商品券2,000円分として復活しています!
なお、他の会社もいろいろと検討しましたが、マイネオはそこそこ信頼がおけますし、キャンペーン内容が良かったです。
(マイネオの会社はケイオプティコムという、イオ光の会社で、関西電力グループです)
もし、動画をよく見られるという方はビッグローブがおすすめです。
ユーチューブなどを見る際にパケットの消費をカウントしないプランがあるようです。
楽天カードを持っておられて、楽天でよく買い物をするという方は楽天モバイルもなかなか良いと思います。
マイネオの加入の仕方について
マイネオの加入の仕方を簡単に記載しておきます。
ここにサイトリンクを貼っておきますので、一度ご覧ください。
ここで、経費を抑える裏技をお教えいたします。
〇事務手数料3,240円(税込み)を無料にする方法
①mineoエントリーパッケージ
というものをアマゾン、もしくはヨドバシカメラ等で購入する(販売している店舗が限られていますので、サイトで確認してください)
500円前後で販売されています。
②上記サイトから申し込み
上に貼らせていただいたマイネオのリンクページから、
エントリーパッケージに記載のエントリーコードを入力して申し込む
これだけで事務手数料3,240円が無料となります。
ただし、1年間割引のキャンペーンが11月9日までですので、エントリーコードの入手が間に合わない方はあきらめてください。
(平成30年1月26日現在、900円割引が6か月として復活しています。)
〇お友達紹介キャンペーンを活用する
お友達紹介キャンペーン(現時点では11月9日まで)を活用した場合、
アマゾンの商品券2,000円分が紹介者、紹介された方双方にもらえます。
(29年11月10日から11月30日までは1,000円になっています)
(平成30年1月26日現在、アマゾン商品券2,000円が復活しています!)
http://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=V8N7C3T6W2
↑ こちらからお入りいただくだけで友達紹介キャンペーンの適用がされます。
(私が紹介させていただいたことになります)
手続きの仕方は通常の申し込みと全く同じです。
サイトの入り口が違うだけとお考え下さい。
当然、mineoエントリーパッケージの利用による申し込み手数料無料も適用できます。
特に名前や関係など何も聞かれることはありませんので、申し込みをお考えの方はぜひこちらをご活用ください。
記載しようと思っていて、忘れていたので修正記載いたします。
手続きの流れについて
マイネオに限らず、MVNOの手続きの流れを簡単に記載しておきますので、参考にされてください。
(上記キャンペーンもすべて利用可能です)
①店舗で申し込む場合
マイネオの店舗、もしくはヨドバシカメラなどの店舗で即日開通可能です。
ただし、めちゃくちゃ混んでいるようです。
予約をして朝一に行っても案内されるのが14時とか15時になることもあるようです。
(私の友人がそうだったみたいです)
②ネットで申し込む場合
即日開通はできませんが、家から申し込めます。
上記キャンペーンをそのままご利用ください。
・ナンバーポータビリティをご利用の方はMNP番号を先に取得(元の携帯会社によってやり方が異なりますので、各社のサイトでお調べください)する。
・ネットにてMNP番号、エントリーコード(事務手数料無料にする場合のみ)などを入力して申し込み
・1週間以内にSIMカードが届きますので、ご自身でSIMカードをスマホに差し替え、接続設定(10分もかかりません。SIMカードと共に詳細な手続き方法を記載したマニュアルも送付してくれます)
これだけです。
誰でも簡単にできると思いますので、ぜひ固定経費の圧縮をされたい方はチャレンジしてみてください。
それでは。