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ゆいかよです。
久々のブログ更新です。
というのも仕事が忙しく、家に帰ってからもいろいろと忙しいことでしばしブログの更新ができていませんでした。
毎日記事を書くのって、大変ですね・・・
それはさておき、ついに我が家も棟上げです。
経過を写真も混ぜつつ記載していきたいと思います。
目次
棟上げとは
まず最初に、「棟上げ」とは何でしょうか?
住宅用語大辞典によりますと
「木造住宅の建設工事が進み、柱を立てた後に棟木(屋根小屋組の最も高いところに架けられる水平材)を収めること。
もしくはその時に行う儀式(棟上げ祭や棟上げ式)を棟上げという。
ただしプレハブ造や2×4工法では、屋根小屋組がユニットになっているため、棟上げという工程がそもそも存在しない。」
ということのようです。
なんだかよくわかりませんが、要するに
「建物の骨組み、壁が立ち上がり、屋根ができること」
と考えていただければ結構かと思います。
外壁、屋根ともに防水シートが貼られ、窓も設置されますので、雨が降っても室内が濡れることはなくなります。
(ただし、外壁のサイディングや塗装、屋根瓦はまだ設置されていません。また、大工さんたちも玄関で靴を脱いで入るようになるみたいです。)
そして私自身、どのようなものか見たいこと、
監督さんや棟梁、大工さんたちに挨拶をしておきたいこと
から、1日休暇を取らせていただき、見学に行かせてもらうことにしました。
棟上げ前日
まずは棟上げ前日の状態。
基礎の上に加圧注入した基礎の木が敷かれているのみです。
(写真では見えにくいですが、コンクリートの基礎の上に基礎パッキンが置かれ、その上にちょっと緑色の木が一面に敷かれています。)
その上に養生用のブルーシートが敷かれ、翌日に使用する木材の一部が置かれています。
(雨が降ろうが降るまいが、全てブルーシートで覆って雨対策をしておいてくれるようです。)
この日は朝から皆さんへのあいさつとともに、お茶やお菓子の差し入れしようと思っていましたので、あらかじめ現場監督さんにお伺いしても問題ない時間を確認しておきました。
朝イチはバタバタしているのと、10時ころに1回目の休憩をされるということですので、見学しつつ休憩の際にご挨拶できるよう、9時以降にお伺いすることにしました。
次に棟上げの工程を順に見ていきましょう。
棟上げの工程について
我が家の場合、棟上げは予備日も含めて実質4日間で完了しました。
大まかに分けますと
1日目 1階部分
2日目 2階部分
3日目 予備日(屋根施工に向けての足場増設)
4日目 屋根部分
というスケジュールでした。
やはり気になりますのが工事期間中の天気です。
一条工務店の監督さんは
「多少濡れてもすぐ乾きますので全然大丈夫ですよ」
とおっしゃられるものの、やはり雨が降らないに越したことはないですので、どうしても気になるところです。
結果からいきますと、ほとんど雨が降ることはなかったようですので、何の影響もなかったのですが。
では順次写真を掲載しながら見ていきたいと思います。
棟上げ1日目
棟上げの日は先述しましたように、のべ3日間の作業となりますが、その間に来ていただく大工さん方々の構成を先に記載しておきます。
延べ床30坪超の我が家の場合、
棟梁 1名
大工さん 4名
クレーンオペレーター 1名
資材搬入(トラック運転手さん)2名
警備員さん 2名
一条の現場監督さん 1名
の計11名での作業でした。
作業は朝の8時から17時までとのこと。
クレーン車、トラックが道路を占拠しますのでその時間は道路は封鎖されます。
車で行くと止める場所がないため自転車で向かったのですが、いつもは目にすることのないクレーンが目に入ってきました。
??
え!?
もしかして、あれ!!!???
住宅街にニョキっとクレーンがそびえていました。
既に作業をされていましたので、クレーンがエンジン音を轟かせながら動いていました。
いち早く見たいという気持ちから気を取られてしまい・・・
今思えば遠くから見た写真も撮っておくべきでした。
現地の道路からの写真です。
電線をよけてうまい具合に配置されたクレーンの高さは20メートルくらいあるのではないかというくらい大きいものでした。
住宅密集地でも動けるようにクレーンが途中で折れ曲がるようになっています。
とにかく、このクレーンの操縦がうまいのなんのって!
道路にとまったトラックの荷台から木材を吊り上げ、電線をまたいで持ち上げ、大工さんに届ける。
そのスピードがめちゃくちゃ早いんです!
しかも揺れも少なく、すっと大工さんの手元に届けられるんです!!
初めて見ましたが、鳥肌が立つくらい感動しました。
(見とれていて動画を撮るのを忘れていました・・・撮っていいのかどうかもよくわからなかったので、遠慮していたというのもありますが・・・)
作業開始1時間後(9時時点)の状況
これが9時時点(作業開始1時間後)の写真です。
作業開始から1時間、この時点ですでにお風呂も設置され、柱のほとんどが立てられていました。
そして梁(1階の天井部分の横の木材)が設置されるところです。
大工さんたちが梁の上に立たれています。
クレーンで木材を運び、大工さんたちが上で受け取り、2名が上、1名が下から柱を穴に合わせて、木づちで叩いてはめ込んでいきます。
結構高い位置(単純に考えて、床面から3メートルはあると思います。自分の身長をプラスすると、目線の高さは5メートル近くになっているはずです)なのですが、命綱なしで立っておられます。
一条の柱、梁は太いと言われていますが、それでも4寸角(12センチ)ですので、12センチの足場の上に立っていることになります。
だって、見ていただければわかるように、
足が梁からはみ出ています!!
そしてこの状態で木づちで叩きますので、すごいバランスです。
やはり素人にはできない仕事ですね・・・
棟梁いわく、セゾンやブリアールなどの在来工法で建築する場合こういった大工作業があるので、i-スマートなどの2×6などの工法と比べて報酬単価が高いとのことでした。
在来工法の場合は技術が必要なことから、全て日本人の大工さんになるようです。
棟梁・現場監督さんへの挨拶、差し入れ
ちょうど10時になったところで休憩に入られましたので、一条工務店の現場監督さんとあいさつの後、棟梁や大工の皆さんに紹介していただき、挨拶。
そして差し入れとしてクーラーボックスに氷を詰めてお茶やジュースなどを満載し、さらに簡単につまんでいただけるお菓子などを袋詰めにして棟梁にお渡ししました。
棟上げの際に差し入れすることについて事前に一条工務店の営業さんに確認していたのですが、「会社としてはご辞退させていただいています」とのことでしたが、こういうことはあくまでも気持ちの問題ですので、自主的に行いました。
一方、現場監督さんからは
「棟梁はじめ、皆さん喜びます。ありがとうございます」
とお礼を言っていただきましたので、本社と現場ではちょっと違う雰囲気のようですね。
ちなみに差し入れは棟上げの延べ3日間にわたりお持ちしました。
私も仕事がありますので監督さんに
「現場にクーラーボックスとお菓子を置いておくので皆さんでお召し上がりください」
と連絡しておき、出勤前にクーラーボックスなどを現地に置いていくということをしていました。
作業開始2時間経過後(10時時点)の状況
これが10時時点(作業開始2時間後)の状況です。(大工さんたちの休憩時間中)
作業を見ていてもテキパキと無駄のない動きで、どんどん進んでいきます。
めちゃくちゃ早いですよ、ほんとに。
見ていて飽きませんでした。
気が付いた時には、
え!?もうここまでできてるん!?
っていう感じでした。
見ていただければわかると思いますが、梁の木の色と、柱、床面の木の色が違います。
一条工務店は防腐・防蟻のために薬剤を加圧注入された木を使用しているため、1階部分の木は全てこの色になっていました。
見た目は悪いですが、人体に影響もなく、木が長持ちするらしいです。
あまり長居するのも悪いですので、夕方にクーラーボックスを取りに来ることにし、私たちは一旦退散することにしました。
続きは次回記載したいと思います。